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知ってました?
ちょうど1週間後はクリスマス・イヴなんですよ^^
最近安定して丁度いい人数が参加しているので嬉しいです。
曽我部です。
なんと今回はきちんと当日に日誌を書いています。
さっき、みんな日誌にコメントするって約束しましたよね?
おもしろいコメント期待してます。
【活動日】12月17日(木)
【記録者】曽我部
【時間】18時から19時半まで
【場所】図書館第6グループ閲覧室
【参加した人数】6人
【活動内容】森宏斗「原色へ帰れ」の合評
【感想】
前回に引き続き、テーマ小説「壁」に提出された小説の合評をしました。
以下、出された意見。
・1ページめの背中について書かれている部分が好評。
・暴力団員だった父が前科持ちであることを、本に残っていた「房」「許可」で示すあたりが、わからない人もいたけどおもしろかった。
・主人公の気持ちの動きけ継続の仕方が分かりにくい。もっと描写すべきでは?
・構成について、時系列にだらだら書くのでは面白くない。
・父親、主人公、シオリの人物像について。
父親は好感度が高く、主人公は嫌な奴と読まれた。
→ 作者の狙い通りらしい。でもそれが何のための効果なのかはっきりしない。
シオリがただのわけがわからない女になっている。
・会話文が不自然。コミュニケーションが取れていない。
・主人公とシオリの父が持っている「罪」とは?
・これからナイフがどう使われていくのか。
→ シオリを殺す? 父親を殺す? シオリの刺青を剥ぐ?
いろいろ突っ込まれたり、厳しい意見も出たりしましたが、それだけこの作品がよりよくなる可能性があるということです。
独房への本の持ち込みの知識とか、父親との銭湯と晩ご飯のエピソードとか、個人的にはすきです。
まだ未完ということで、年明けには全編の合評ができると思うので、楽しみですね。
未完と言えば、前回の例会で合評していただいた私の小説も未完でした。
今続きを書いているんですが、合評で指摘されたことやアドバイスから、いい感じに続きを書けています。
今までは、しっかり書き上げて自分の満足した状態で合評に臨むことが多かったのですが、せっかく読者の生の意見を聞けるのだから、前回や今回のように途中まででも読んでもらうことも、いい経験になるのではないかなと思いました。
もちろん書き上げて出してくれた方が、その小説のテーマやタイトルについても意見が出せるのでサークル的にはありがたいんですが(笑
ところで、皆さん分かっていると思いますが、機関誌春号の原稿締め切りは12月31日です。
今年の書き収めです。
すてきな作品を期待しています。
そして、今日で私たち3回生は引退でした。
実際にはこれからも後1年くらい活動に参加する人が多いと思いますが、会長をはじめ役職を現2回生に引き継ぎ、企画と運営を任せることになりました。
来週には引継ぎを兼ねた忘年会もありますね。楽しみです。
私は1年間会長を務めさめていただきました。
最初から最後まで不安定なまとめ方しかできませんでしたが、優しい後輩たちと先輩方と同回生に支えられて、なんとか務めきることができました。
ありがとうございます。
林くん、会長がんばってください。
会長補佐(かっこいい!)になった曽我部でした。
UPが遅くなって申し訳ないです。
【活動日】12月11日(金)
【記録者】吉田
【時間】18:00~19:10
【場所】第三グループ閲覧室
【参加した人数】6人
【活動内容】高瀬遊「(タイトル未定)」の合評
【感想】タイトル未定ってなんのこっちゃわかりませんが、トイレの話です。 以下、出た意見等々。
・情景描写が細かい
→小川洋子っぽい
・なぜ川太郎がトイレを貸すのを快諾したのか等、物語の流れが不自然
→貸さない、と口論になれば?
・別れる場面を書く必要はあるのか?
→別れた理由に書くほどのことを感じないので、別れた後から始めれば?
・テーマがわかりにくい
→女心、てか恋愛小説ってこんなもん
・続くらしいが、短編でいいのでは?
で、以下、作者あとがきより。
・今ある分は、全体の三割程度。
・このあと、川太郎に彼女ができる、予定。
・時間をかけて、喪失していく感じが書きたい。
・トイレを貸す貸さないで争いをする、という案は面白い。
今回の作品は、情景描写の丁寧さが評価されました。
ので、うまい情景描写の書き方の話になったのですが、
正直、言ってることが難しくて話についていけなかったので、
私の意見を書かざるを得ないのですが、
「そこになになにがある」、と羅列するだけでは、
なんの味わいも出てこないわけで、
じゃあ味ってなにかっていうと、
風景の濃淡、とでもいいましょうか、
どこに焦点がいってるか、っていうところだと思うんです。
心情に寄り添う場所はどこなのか。
そこにどれほどの執着を見出せるのか。
その二点が、
書くべきもの、書くべき量の判断基準になるんではないかと。
あくまで私が書くときの話でしかないです。
所詮センスのお話です。
他人の小説の書き方なんざ、ちっとも役に立ちませんので、
自分はこうやるぜ、的なことを自分で主張できることが、
結局大事なんでしょう。
忘年会の詳細も決まり、わくわくです。
【記録者】曽我部
【場所】学生会館輪転機室、清心館
【人数】3人~8人で変動
ついに、やっと、機関誌第12号が完成しました!
清心館、存心館、両ラウンジにて配布しておりますのでぜひご覧ください!
過去の機関誌も一緒に置いてあるので、よかったらそちらもぜひどうぞ。
【文芸創作同好会 機関誌文第12号 掲載作品】
「ひきだし」 高瀬遊
「逃亡者」 森宏斗
「鳥かご」 中白発
「ジャグリングボールは晴天に弾む(後)」 茂里安
・今回は新刊書評の「月イチ文庫」が充実していますので、そちらもお楽しみに。
新入会員も大募集中です。
何回生でも院生でも社会人でもなんでもどうぞ。
高校生とかでもいいのかな。多分いいです。どうぞ。
ということで校内のビラ貼りもしました。
もうちょっとしたいですね。みんな手伝ってね。
日誌書いてて気付いたんですが、今回作品のせてる人のペンネーム、みんな漢字三文字ですね。
流行ってるのかな。
最近がんがん寒いですが、体調に気をつけて執筆がんばりましょう。
会長でした。
【記録者】いくた真一
【時間】18:00~19:45
【場所】図書館第5グループ閲覧室
【参加した人数】6人
お久しぶりです、いくたです。
久しぶりに日誌を書きます。
久しぶりすぎて「このエディタ書きにくいな」と思っていたら、右下に小さく「簡易版エディタ」へのリンクがあることに気づきました。
これに気づいていればもっと楽に書けたのに……
※12/01追記:簡易版エディタだと、改行タグは自動的に挿入されないみたいですね。なんかおかしいと思ったんだ。
閑話休題。
前回に引き続き、『ジャグリングボールは晴天に弾む』茂里安と、新しく『ひきだし』高瀬遊の合評を行いました。
-ジャグリングボールは晴天に弾む
・最後の展開に脈絡がない?
・下手くんがイラクに行った理由を主人公が調べていて気づくという展開はどうだろうか?
・結末が投げっぱなしに感じる
・仕事を辞めてイラクに行った理由付けが弱い
・英語の歌詞は重要なら日本語訳もつけるべき?
・分量の割りに展開が遅く感じる
・主人公の物語がないため主人公が何を感じているかわかりにくい
・ビリー・ジョエルについてある程度の知識が要るかも
-ひきだし
・作者の考えがなさすぎてわかりにくい
・シュール
・長くしたら面白いかも
・読者によって反応がわかれそうだが作者的にはどうなのか?
などの意見が出ました。
ちなみにこの作品、2007年春のテーマ小説を改稿したものだそうなので、参考までに当時の日誌のURLを。
http://ritsbungei.blog.shinobi.jp/Date/20070511/
当時自分は入学したてだったので、これらの日誌を見ると新鮮な気分に浸れますね。
ここらで初心に帰って頑張ろうと思います。明日には忘れてないか心配ですが。
日誌を書くのが遅れてすみませんでした。いくたでした。
【活動日】13日、20日
【記録者】林
【場所】第三グループ閲覧室、第六グループ閲覧室→弁慶
【人数】三人(+2見学者)、三人
かなり更新がおくれてしまいました。
仕方無いので二回ぶん一緒に書かせていただきます。
ご了承ください。
『銃弾』田島先輩
・人物の描き方がリアル(特にミカに関して)
・マサシに関して他の二人と比べ描写などが不足してはいないか?
・三人称であることに関して
→三人称であることの利点をもっと有効に用いれたのではないか?
→視点をそれぞれ寄りに切り替える。また区切りを明確にするなど。
→もしくは一人称的三人称にして視点を明確にするなど。
・「銃」という道具に関わって。
→これからこの銃がどのように三人の関係に関わってくるのか、想像すると面白い。
→このような突発的で非日常的なものが突然登場することは物語のハードルを上げはしないか?
→「銃」なら許される?(例)「コインロッカーベイビーズ」等
→具体的な銃に関する描写がもっと必要か?
未完の作品であるということもあり、今後の展開に関する議論が多かったように思います。
三人称に関する話も出ました。なかなかとっかかりずらいものではありますが、これを機に皆さんも挑戦してみてはいかがでしょう?
『じゃグリングボールは晴天に弾む』茂里安
・情景描写が充実している。
→はたして本当に必要な描写なのかという疑問も……
・書き方がおしゃれ。
→村上春樹の雰囲気が全体的にする→(作者)英語のとこくらいでしょ?→いや、全体的に
・働くこと云々に関する掘り下げが甘い。
→時代の潮流にあったテーマではある。
→だからこそ職種や職場の状況などを描写すべき。
・結末にかんして
→段ボールの話はへたくんがイラクに行くりゆうとはなりえない。
→戦場を自己実現や自分探しの場所として利用してはいけないのでは?
→どうしてもイラクに行くなら政治的背景が必要?
連載の後編でした。個人的にはなんかハッチャケてて面白かったですw
しかし、小説のテーマなどの視点でみるとやはり再考も必要ないがします。
さて、最近合評に来られている方は分かると思いますが、非常に出席者が少ないです。
出席者だけではありません。作品の提出数も少ない状態がつづいています。
皆さんがおいそがしいということは重々承知しています。
けど、やはりこんなにも出席率が低いと作品を書いてる側もモチベーションが下がってしまいます。
ただでさえ、小さいサークルです。
この状況をもっと重く受け止め、サークルの活動に対する態度を改めてください!
と、二回のくせに偉そうに書きましたがご容赦ください。