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毎回の活動を、当日参加した会員が交代で記録。
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更新おくれました。(^^;)すいません。
活動日【5月24日】
参加人数【4人】
時間【六時から七時半】
場所【清心館544】
活動内容【情景描写の練習】
記録者【イチヨシ】
作品が出なかったようなので、情景描写の練習をしました。みんな544室からみえる雨上がりの京都の街を思い思いに書きました。僕は散歩がてら、外に出て何をかこうかな、と考えてました。目的のない散歩って意外といいですね。考えごとがはかどるというか、いろいろアイディアが出てくるというか。みなさんは、どんなときにアイディアが生まれますか? トイレだったり、風呂場だったり。僕は自転車に乗っているときにいろいろ考えます。
まあ、活動内容はそれぞれの作品を見くらべて、これいいよね、とか言いあうユルイ感じでした。しかし短い文章って意外と難しいですよね。小説書き始めた頃は、全然長いこと書けなかったのにね。そんなころとはまるで逆ですからね。
さて、雨の多い時期になっていましたね。傘が必要になったり、洗濯物が乾かなくて変なにおいしたり、あまりいい季節とはいえませんよね。でもまあ恵みの雨ともいいますしね。あ、そうそう、最近死んだとばかり思っていた観葉植物を外に放置していたら、芽が出てました。部屋に置いていた時はカビ生えたのに。やっぱり植物は外にかぎりますね。
まあ、ここまでほとんどサークルの活動に関わりがないんですけど、そういう日もありますよ。こういう雑駁な日誌もたまには必要なんじゃないかとも思ったり、思わなかったり。こんな変な日誌に後に、しっかりした日誌書けば、「お、すごい理知的だな」とか思うわけです。
そんな感じの、梅雨の始まる一日でした。
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むし暑くてすでに夏バテ気味の吉田です。おひさしぶりです。
学食の冷やしとろろきしめんが今年の夏の主食です。

【活動日】5月17日(月)
【記録者】吉田
【時間】18:00~20:00?
【場所】清547
【参加した人数】5人
【活動内容】『新しいブンガク(仮)』の合評と『日曜日に遊ぼう』の解説のようなもの
【感想】 メモ取り忘れて曖昧な記憶で書きますごめんなさい!



『新しいブンガク(仮)』
・冒頭が作中作であることの利点と欠点
・近未来を描いているが、この世界に電子書籍はないのか?
・作者の言う「遊び」が真面目な範囲での遊び方
・主張がストレートすぎるから、小説じゃなくてもいいのでは?
・不良の扱いが中途半端

…ぐらいしかおぼえてないまじ申し訳ない!!
あ、「ここの文章すき」っていうときの基準はなにか、という話をしました。
あくまで私の意見では、なにか表現したいものがあるけれど、それを自分の言葉や思想ではしっくりつかめないときに、誰か(作者)の謂いがより私の気持ちの核心に近かった時に「すき」って思います。



『日曜日に遊ぼう』
この作品を読んでぽかーんとなってしまった私のために、会長と副会長が、黒板に図を書いて解説をしてくれました。
が、私のすっからかんな頭では、マンボウが悲しい生き物だということくらいしかわかりませんでしたまじごめんなさい。



みなさんも夏バテにはお気をつけくださいまし。
最近日誌の更新が滞っており、申し訳ありません。
忙しい中でもできるだけ時間を作り、早めに更新することを心がけたいと思います。

【活動日】5月10日(月)
【記録者】いくた真一
【時間】18:00~19:50
【場所】図書館第三グループ閲覧室
【参加した人数】5人

今回は市川太郎「日曜日に遊ぼう」と茂里安「新しいブンガク(仮)」の合評を行いました。
以下、出た意見です。

「日曜日に遊ぼう」
・作者の別作品と比較して読みやすかった
・散文詩のような感じがする
・深読みができるようなつくりになっている
・表現がうまく、情景が目に浮かぶ
・神様とは何のことだろうか?
・マンボウ=神様ではないか?
・テーマはなんだろうか
・「死」がテーマではないか?

など、さまざまな意見が出ました。
マンボウというモチーフの使い方が上手いなあ、という話になっていたと思います。
マンボウの詳しい薀蓄については市川君がそのうち日誌に書いてくれるのではないかと思っています。

「新しいブンガク(仮)」
・作者の主張が生のまま出ているように見える
・作中作と作品が分離している
・皮肉めいている節はあるが、はずしている印象がある
・真面目なふざけ方に見える

などの意見が出ました。
作者は新しいことに挑戦してみたようですが、それでも作者の色が出るのが作品の面白いところですね。


そろそろ暑くなってきますが、体調に気をつけてがんばりましょう。
いくたでした。
【活動日】4月30日
【記録者】はやし
【時間】六時から八時
【場所】図書館グループ閲覧室3
【参加人数】3人

やっぱり金曜日は人数が少ないですね。
出れる人はちゃんと出るようにしてください。

「部屋と、部屋に住む虫」市川太郎
・虫について
 →虫についての描写が少なく印象があまりない
  →読者が想像する虫のイメージに読者によって隔たりがある
   →大きさについて両手を広げたくらいの大きさでイメージする人と実際に存在するくらいの大きさでイメージする人とがいた。
 →虫は何の比喩?テーマについては?
  →黒いシミについてともかかわって。
・文章について
 →匂いがない。作者も匂いを消そうとしているのはわかるが。
  →翻訳小説に近い印象を受ける。
・「A」について
 →文体にも関わって匂いを消している一つの要因か?

 参加者が作者と月曜に参加した人と同じメンバーだったので、ほとんど前回の復唱と作者あとがきという形になってしまいました。こういう小説に強い人がいなかったため、新しい視点を含めた議論ができなかったのが残念です。なお、作者あとがきによるとやはり文章から匂いを消すことというのは作者の狙い通りだったようでした。また、人称と距離感について議論が白熱しました。当サークルでは今三人称ブームが起きてるようですが、だれか二人称とか書いてみると面白いかもしれません。ほら!そこのあなた!あなたですよ!…なんか違いました。ごめんなさい


「街はいつも陽炎のように」森宏斗
・虫は何かの概念なのだろうが……
 →何の比喩なのか全く分からない。
 →最後の「アメンボ」がいきなり具体的表現になっていて異様
・「容器」「概念」「臓器」などの言葉選びについて
 →浮いている気がする。好みの問題かという意見も。
・会話文全体を通して
 →男女の会話があまりにも突飛?
  →突飛なようで案外普通なことを言ってる?突っ放す気ならもっと突っ放すべきだという意見も。
・「桜」の描写のあたりについて
 →よく分からない
 →読者が理解できる描写を書くのではなく、理解させてしまうような描写をしてしまうような作者が本当にうまい作者ではないか?

 合評でここまで「よく分からない」と言われたのは初めてでしたが、作者としてはこれはこれで満足してます。ただ、今回は突っ放しているにしては突っ放す加減が弱いのではという意見が出ました。僕自身、ある種の分かりやすさを排除してみようと思った反面、そこまで突っ放してしまう勇気がなかったのかもしれないと今考えると思います。

 遅れてすみませんでした。
 最近暑いですね。みなさん暑いですけど頑張りましょう。
【活動日】4月26日
【記録者】いちよし
【時間】六時から八時
【場所】清心館547
【参加人数】4人

昨日今日と雨が降っていますね。雨降りの一日は何となく憂鬱ですよね。と、どうやって日誌を始めようかと思いながら書き始めてみたんですが、なにか定形のものになってしまいますね。まあそれはいいでしょう。それは夜中一時のせいでもあるし、少し飲んだお酒のせいでしょう。それでは、内容に入ります。

「部屋と、部屋に住む虫」市川太郎

・虫がよく分からなかった。→この虫は創作か、実在するものか。創作だとしたら意図は?
・虫の大きさが読む人によってバラバラだった。ある人は人間ほどの大きな虫を想像し、その様子に面白さを覚え、ある人は虫らしい大きさを想像し、漠然とした印象を感じた。→どちらにしても、虫に対しての書き込みが足りないのではないか。カフカの変身で出てくる虫は、実在しないものだと思うが、その手足一本一本まで鮮明に描かれている。
・仮に虫が異質なものとしてこの小説の中で扱われるのであれば、具体性を持たせなければならない。異質なものこそ具体性が必要だ。(その点、前回の火星人の話では、ポカリスウェットが利いていた。)
・虫が気にならなかった。
・Aが虫に対して抱く感情にブレがあって、いまいち分らなかった。→虫を殺そうとして包丁を持つか。
・三人称は登場人物を二人以上出して効力が発揮する。
・文体があっさりとしていて、途中読んでいて楽しかった。
・全体としてぼんやりとした印象だった。
・黒いシミの意味は?→読者にわからせようと書いているか否か。
・動きのない小説。またはコマ撮りの映像のような、八ミリ映画のようなカタカタした動き。
・翻訳小説のようだ。匂いや艶がまったくない。

と言ったことが出ました。これはシュールレアリスムではないか、と言う人もいましたが、詳しい人がいなかったためそれについては深く掘り下げられませんでした。


「街はいつも陽炎のように」森宏斗

・汚いものとしている川が汚く感じない。
・男女の関係性がいまいち分らない。→二人の会話に違和感。二人の距離感がちぐはぐ。
・「結婚してほしい」と男が言うのに違和感。いきなり?
・虫は比喩か、否か。
・途中に描写した虫と、最後のアメンボが結びつかない。
・いろんなことを書いているが、結局何を言いたいのかさっぱりわからない。
・「容器」だとか「概念」だとか、いきなり使われるとますますぼんやりしてくる。
・女の描写や言動に、「何者だこいつ?」という印象を抱いた。
・空の容器とは一体何か。→他の女。
・虫の存在がよくわからない。
・タイトルと作品がまったく結びつかない。街でてきた?

作者あとがきだと、虫は概念だったようで、その概念は歴史?だそうです。その部分は意図的に隠そうとしたのですが、読者には全く伝わってなかったようです。小説内で直接的に書かず、読者に感じさせるというのは難しいことですよね。

清心館での合評もたまには新鮮でいいかもしれませんね。ただ、人数が少ないと少しさびしいですが。あと林君、早く学生証再発行しましょうね。
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