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毎回の活動を、当日参加した会員が交代で記録。
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【活動日】4月27日
【記録者】一由
【時間】六時から七時半
【場所】第六グループ閲覧室
【参加人数】4人

今回は田島さんの「帰去来(仮)」と田辺さんの「西国の火事」を合評しました。

「帰去来(仮)」について
・母が死んだという事実が「主人公の帰るところがない」と浮き彫りにしている。
・「墓穴」という語から、沢木耕太郎の「血の味」を連想した。→親殺しの話
・父の実家に連れてきたのは、子に新しい世界を与えるという意味にしてもいいのでは。
・作中最後で父が呻くセリフは暗に息子に対し、「お前に帰る場所はない」といっているようだ。→子のためでなく自分自身のために父は帰ってきた。
・しなの16号は上りでは。
・全体として読みやすい。
・生活臭がある。
・父親の描き方は、典型的なものでないだけ描きにくい。

「西国の火事」
・文章が長く、改行したほうが読みやすくなるのでは。
・「語り」の時間が分かりにくい。
・語り手の回想というより、神の視点。
・最後の文は、読者に考えることを強制している。→文学の虚構の部分が生かされない。
・蔵六は実在の人か?
・蔵六の感情的なところに物語の魅力がある。
・伝承か?
・萩の街の景色・生活感が見えてこない。

といった内容でした。
最近は暑くなったかと思えば、寒くなったりのよく分からない春模様が発揮されていますが、皆さん体調に気をつけましょう。(僕はばっちり風邪をひきました。)
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