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ども。2007年度、文芸創作同好会 渉内・(外)の、木林です。お初にお目にかかります。
えーっと、本日の例会では、
高村 綾 『テンダー・ブラック』
田島 翔 『ヌーボーの机』
を、合評しました。
いやはや、ウチのサークルでは古株のお二人。やはり良いものを持ってきてくれます。
同回生として肩身が狭いのです。(汗
田島くんの作品は本人曰く、三作目らしいです。
三作目であれだけの作品が書けるのか……。
自分が読んだ印象では、文章がキレイに構築されています。長い時間をかけて書くのだそうですが、実り
のある時間を費やしている点で、自分とは違います。うう……。(汗
あと、語彙がかなり豊富で、表現の幅が広いです。
副会長である彼の作品を、もっともっと多く読んでみたいと思います。
高村さんの作品に関しては何も言いません。言えません。(笑
手直しを加えて、さらにツッコミどころが減りました。
終わりのまとめに推敲の余地が残っていたり、今作は、以前彼女が書いた作品の続編なのですが、前作を読んでないと、解釈に困るところがあるぐらいです。
しかし、それらの箇所が有っても無くても、読めるように考えて書いているそうで、(実際そうなので)
問題にはならない……。
表現もすごく綺麗かつ的確で、あと磨かなければならないのは、読む私の読解力だけなのです。
「小説を書きたい」と心の底から思わせてくれる作品でした。拍手。
良い小説を書けるかどうか、そこには、やはり読書量が響いてくるんでしょうね。
やはり読まないと、良いものは書けない。
良い小説に触れて、それから学び取らなければ、良いものは書けない。
まずはそこからだと思います。
次のステップについて腐心するには、まだまだ時期が早いと思います。
それぞれ小説を書く理由は違いますが、いかなる表現法であっても、「技術」の上達は必要なのでしょう。
あ、今日、ウチのサークルに入りたいという方から、詩をおくっていただきました。
うーん、果たしてウチに詩を、あーだこーだ言える人がいるのか……?(汗
以上、
実は高村さんに次いで古参の 木林 黒白でしたぁ。
駄文、失礼いたしました。