毎回の活動を、当日参加した会員が交代で記録。
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【日時】 6月27日(金)
【場所】 図書館3階第3グループ閲覧室
【人数】 9人
【内容】 木林さんの『鴉』、杉山さんの『ラッキーボーイ』合評 後、新歓コンパ
こんばんわ。はじめまして。
新入生ではないですが、新入会員の市川と申します。
と言った後に続く言葉がいまいち見当たりませんので、このまま合評の内容とそのあとの新歓コンパの報告をさせていただきます。
まず、木林 紅 黒白さんの『鴉』から。
イメージの連関・連想を言葉にしていく面白さ、技巧的なうまさには全体から賞賛があがっていました。
そして、そのイメージのつながりから主体の「私」というキャラクター造形を出せている点のうまさもよかったと思います。
でも、連想という形によって時々つっかかたりしてるんじゃないか、という意見も。
また、もっとわかりやすいストーリーがあってよかったのではないか、という意見や、均一という言葉のあいまいさを指摘する声もありました。
あとは、最後に飛び立つ二羽の鴉は、関係性の象徴で、この話全体として、「私」でない誰かを求めながらもその世界に入って行けない葛藤が描かれているんじゃないかという解釈がなされました。
他には、漢字とひらがなの使い分けの問題も話し合われました。
これは、この話の主人公が自分のことを「私」と書いていて、この漢字表記のせいで性別自体があいまいになってしまっているのではないかという指摘からと、あとはタイトルや作中で使われている「鴉」はカタカナの方がイメージがわきやすいのではないか、という意見があったからですが、どうやら後者、「鴉」の漢字の問題は作者が意図的にカラスを何か悪いものとして連想させるために用いたとかだそうです。
また、「夢」を小説で描く必要性についての話も出ました。
小説というのは前提としてフィクションなのだから、さらにフィクション性の強い夢に重きをおく必要はないのではないか。
もし、夢を題材にするならばそれを装置にして、つまり夢から対比される(小説内の)現実をより深めていくため使うべきなのではないか。
といった意見です。
結果、この話の場合、主人公の主観を大事にしているのだから、何も夢だということを明確に示さずともよいのではないか、という意見が出ました。
次に杉山研さんの『ラッキーボーイ』の合評。
この文章量をすらすら読ませるのはすごいよね、とまずはあがりました。
また社会と個人というものの対比や、会社で仕事をしていく場面のリアリティ、幸福を追いながらにして落ちていくという形式のうまさなどを褒める意見も多々でました。
ですが、全体的にさらっとしているのではないかという意見や、人物を中心に描いているにもかかわらず人間臭さに欠けているという指摘も。
内容に妊娠という問題がかかわっている点もあってから女性から妊娠に対するリアクションとして、それはどうなの? といった意見も出たりしました。
合評のあとは、チファジャにて新歓コンパが行われました。
皆さん、ごちそうさまです。焼き肉おいしかったです。飲み会楽しかったです。
どうもお世話になりました。ありがとうございます。
二次会は嵐でおこなわれ、偶然にも京都ロマンポップの皆さんと遭遇。
なんだかとても賑やかでした。
楽しかったです。二度めになりますが、ありがとうございました。
はじめての、日誌なのでどきどきですが、これにて失礼します。
【場所】 図書館3階第3グループ閲覧室
【人数】 9人
【内容】 木林さんの『鴉』、杉山さんの『ラッキーボーイ』合評 後、新歓コンパ
こんばんわ。はじめまして。
新入生ではないですが、新入会員の市川と申します。
と言った後に続く言葉がいまいち見当たりませんので、このまま合評の内容とそのあとの新歓コンパの報告をさせていただきます。
まず、木林 紅 黒白さんの『鴉』から。
イメージの連関・連想を言葉にしていく面白さ、技巧的なうまさには全体から賞賛があがっていました。
そして、そのイメージのつながりから主体の「私」というキャラクター造形を出せている点のうまさもよかったと思います。
でも、連想という形によって時々つっかかたりしてるんじゃないか、という意見も。
また、もっとわかりやすいストーリーがあってよかったのではないか、という意見や、均一という言葉のあいまいさを指摘する声もありました。
あとは、最後に飛び立つ二羽の鴉は、関係性の象徴で、この話全体として、「私」でない誰かを求めながらもその世界に入って行けない葛藤が描かれているんじゃないかという解釈がなされました。
他には、漢字とひらがなの使い分けの問題も話し合われました。
これは、この話の主人公が自分のことを「私」と書いていて、この漢字表記のせいで性別自体があいまいになってしまっているのではないかという指摘からと、あとはタイトルや作中で使われている「鴉」はカタカナの方がイメージがわきやすいのではないか、という意見があったからですが、どうやら後者、「鴉」の漢字の問題は作者が意図的にカラスを何か悪いものとして連想させるために用いたとかだそうです。
また、「夢」を小説で描く必要性についての話も出ました。
小説というのは前提としてフィクションなのだから、さらにフィクション性の強い夢に重きをおく必要はないのではないか。
もし、夢を題材にするならばそれを装置にして、つまり夢から対比される(小説内の)現実をより深めていくため使うべきなのではないか。
といった意見です。
結果、この話の場合、主人公の主観を大事にしているのだから、何も夢だということを明確に示さずともよいのではないか、という意見が出ました。
次に杉山研さんの『ラッキーボーイ』の合評。
この文章量をすらすら読ませるのはすごいよね、とまずはあがりました。
また社会と個人というものの対比や、会社で仕事をしていく場面のリアリティ、幸福を追いながらにして落ちていくという形式のうまさなどを褒める意見も多々でました。
ですが、全体的にさらっとしているのではないかという意見や、人物を中心に描いているにもかかわらず人間臭さに欠けているという指摘も。
内容に妊娠という問題がかかわっている点もあってから女性から妊娠に対するリアクションとして、それはどうなの? といった意見も出たりしました。
合評のあとは、チファジャにて新歓コンパが行われました。
皆さん、ごちそうさまです。焼き肉おいしかったです。飲み会楽しかったです。
どうもお世話になりました。ありがとうございます。
二次会は嵐でおこなわれ、偶然にも京都ロマンポップの皆さんと遭遇。
なんだかとても賑やかでした。
楽しかったです。二度めになりますが、ありがとうございました。
はじめての、日誌なのでどきどきですが、これにて失礼します。
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