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今日はゼミナール大会へ向けて水上勉の「越前竹人形」の合評をしました。

喜助が玉枝に母を見ているのは確かとして、そこに性的な倒錯が絡み合っているのかが争点となりました。

水上の作品に見られる近親相姦が、この作品においてもあるのか、ということです。

個人的には肉親に性的欲求を抱く近親相姦と裏っかえし、他人に肉親を重ね性的欲求を抱かない逆近親相姦というアイデアを気に入っていますが。

しかし喜助が玉枝に対してまったく性的欲情を持たなかったのかというと、苦しい気もします。


まあ、話は盛り上がりました。


これから「越前竹人形」の合評を重ね、ゼミ大会に向けての役割を分担していくことになるかと思います。
みなさん、協力お願いします。

シバサキ
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僕も「越前竹人形」には、近親相姦まではいかなくとも水上の両親像が反映されていると思います。たとえば、合宿の時に話したように、福井には竹林が名所の山村などなく、モデルは幼少期に住んだ家、そして竹細工をした父が反映されていることなどがあげられます。個人的には、大飯→南越前、三丁町→あわら温泉としたあたりの創作方法に興味がありますが、性的倒錯の視点は面白いですね。ゼミ大に関しては院生なのであまり干渉はしないようにしようと思いますが、わからないことなどあったら聞いてくださいね。
和田 2007/10/22(Mon)11:56:29 編集
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