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毎回の活動を、当日参加した会員が交代で記録。
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こんばんは。こちらではお初にお目にかかります、吉田です。さて、原始人の私は、この編集ページに辿り着くまでに、すでに30分かかってしまいました。……がんばります。

本日の例会はミーティングルーム205で行われました。午後六時の時点で参加者は三名のみ。新体制に移行して初めての例会だというのに、この先このサークルに未来はあるのか!?なんて思っていたら、例会終了時にはいつの間にか八人に増えていました。いやはや、人が多いって良いですね。

さて例会の内容ですが、今日は吉田と田村くんの、増刊号用の作品の合評を行いました。以下、そこで出た意見です。

吉田『王は途方に暮れた』
・概念的な言葉を使いすぎて、読者がどう読めばいいのかわかりにくい。
・しっかりした理論を構築して、物語に説得力を持たせるべき。

田村『老数学者は独り海辺に佇む』
・最後の、話のひっくり返し方がうまい。
・数学者の、世俗を避ける理由にもう一押し欲しい。

ひどく個人的な感想。小説には小説でしか書けないことがある。絵画には絵画でしか、音楽には音楽でしか表現できないことがある。だから「表現者」は、数ある芸術の中から、小説とか絵画とか音楽とかの「手段」を選ぶわけですが、それらのカテゴリー間で行ったり来たりすること、本当に不可能なのでしょうか。もちろん、小説を書いている以上、小説というツールの特性を理解し利用するべきなのですが、他の分野を侵食しちゃいけないとは限らない気がします。分さえわきまえておけば。

ともあれ、たくさんの方が自分の書いたものを読んでくださり、なにかしらリアクションをいただけるのは本当にありがたいです。回収し忘れた伏線を指摘していただいたり、「チェックメイト」という単語ひとつで優越感に浸れたり、自分ひとりではできないことばかりです。日々精進、であります。

次回は「テンプレート」なるものを使えたらいいなーと思いつつ。失礼。
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» 無題
 お疲れサマ^^
 合評で人の話を聞くのもすごく大事だけど、自分の書きたい事にこだわるのも大事なことだと思うよ。今回見せてくれたきらきらするものを殺さないように、いっぱい書いて一緒に勉強していけたらいいなと思います^^
高村 2007/12/21(Fri)14:15:06 編集
» 無題
ヨシダはヒトに言われるまでもなく、自然に合評への向き合い方がわかっているねえ。よいよい。
合評でもらった言葉との距離感がメチャになってしまうのはいけませんよね。ネッ!
シバムラ 2007/12/22(Sat)19:04:35 編集
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