毎回の活動を、当日参加した会員が交代で記録。
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【活動日】五月二十日
【記録者】一由
【時間】六時から八時
【場所】清心館545
【参加人数】十二人
この日ももちろん立ペンさんとの合同合評会です。作品は「五十三人のババ抜き」と「雨夜の笛」です。
五十三人のババ抜きですが、途中参加でしたので書きとれませんでした。すいません。
【雨夜の笛】
・ボリュームがかなりある。ストーリーがしっかりしていて読みやすい。
・行間が詰まっていて、パッと見読みにくさを感じる。
・描写をもっと削ってもいいのでは。
・人物の心情が分かりにくい。
・最後の会話文を長々続けるのは説明くさい。
・語尾が一通り。
・物語を詰め込みすぎ。ひとつの話にまとめたほうがいいのでは。
・笛を吹く理由が弱いのでは。
・出来事を正確に描き、キャラクターもしっかりかけている。
・「庭」や「妹」の話が弱い。
・最後が不完全燃焼。
・話し手の視点が曖昧。
・血を流す件の「正義」をどちらにあるか勝手にきめている。
・情景描写が大袈裟。
・作者の動かしたいようにキャラクターを動かしている。→ご都合主義に。
・文字が難しいので、語尾を振ってほしい。→読者おいてけぼり。
・細かく書かれている部分と大まかに描かれている部分の差がありすぎる。
上記のようなないようでした。休校になってしまい、合評もお休みですね。合同合評は長くなってしまうのでしょうか。まあなるようになりますよね。機関誌の締め切りも間近になってまいりました。予期せぬ連休を有効に、そして楽しく過ごしたいものです。
【記録者】一由
【時間】六時から八時
【場所】清心館545
【参加人数】十二人
この日ももちろん立ペンさんとの合同合評会です。作品は「五十三人のババ抜き」と「雨夜の笛」です。
五十三人のババ抜きですが、途中参加でしたので書きとれませんでした。すいません。
【雨夜の笛】
・ボリュームがかなりある。ストーリーがしっかりしていて読みやすい。
・行間が詰まっていて、パッと見読みにくさを感じる。
・描写をもっと削ってもいいのでは。
・人物の心情が分かりにくい。
・最後の会話文を長々続けるのは説明くさい。
・語尾が一通り。
・物語を詰め込みすぎ。ひとつの話にまとめたほうがいいのでは。
・笛を吹く理由が弱いのでは。
・出来事を正確に描き、キャラクターもしっかりかけている。
・「庭」や「妹」の話が弱い。
・最後が不完全燃焼。
・話し手の視点が曖昧。
・血を流す件の「正義」をどちらにあるか勝手にきめている。
・情景描写が大袈裟。
・作者の動かしたいようにキャラクターを動かしている。→ご都合主義に。
・文字が難しいので、語尾を振ってほしい。→読者おいてけぼり。
・細かく書かれている部分と大まかに描かれている部分の差がありすぎる。
上記のようなないようでした。休校になってしまい、合評もお休みですね。合同合評は長くなってしまうのでしょうか。まあなるようになりますよね。機関誌の締め切りも間近になってまいりました。予期せぬ連休を有効に、そして楽しく過ごしたいものです。
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【活動日】五月十九日
【記録者】一由
【時間】六時から八時半前
【場所】清心館545
【参加人数】十人
この日も立ペンさんたちと合同合評会でした。
作品は「水たまりの中に見えたもの」と「予言の証明」です。
[水たまりの中に見えたもの]
・「台風ちゃんがよくわからない」→実在の生物ではない。変化の時に現れる象徴。
・「台風ちゃん」について、一回目の登場は実体としているが、二回目は虚体としていて受け入れにくい。
・土地の描写が良い。生活が見えてくる。
・テーマの雨が関わってくるところが弱い。
・川→大人と子どもの境。
・全体の構成がぶつ切れに感じた。
・時系列が分かりにくい。
・タイトルのセンスがない。
・「台風ちゃん」は固定の生物に名づけてもいいのでは?
・一文が若干長い。
[予言の照明]
・会話文が読みにくい。
・トランプはあまり関係ないのでは?
・現在の話言葉としてなかなかない。→書き言葉と話し言葉は違う。
・会話文で人が動いている感じがしない。
・トランプや予言が生きていない。
・情報が少ない。風景描写でもっと作品に「色」を。
・地の文はうまくかけている。
こういった内容でした。やはり違うサークルとの合評は新鮮ですね。インフルエンザが脅威を奮っております。みなさん気をつけましょう。
【記録者】一由
【時間】六時から八時半前
【場所】清心館545
【参加人数】十人
この日も立ペンさんたちと合同合評会でした。
作品は「水たまりの中に見えたもの」と「予言の証明」です。
[水たまりの中に見えたもの]
・「台風ちゃんがよくわからない」→実在の生物ではない。変化の時に現れる象徴。
・「台風ちゃん」について、一回目の登場は実体としているが、二回目は虚体としていて受け入れにくい。
・土地の描写が良い。生活が見えてくる。
・テーマの雨が関わってくるところが弱い。
・川→大人と子どもの境。
・全体の構成がぶつ切れに感じた。
・時系列が分かりにくい。
・タイトルのセンスがない。
・「台風ちゃん」は固定の生物に名づけてもいいのでは?
・一文が若干長い。
[予言の照明]
・会話文が読みにくい。
・トランプはあまり関係ないのでは?
・現在の話言葉としてなかなかない。→書き言葉と話し言葉は違う。
・会話文で人が動いている感じがしない。
・トランプや予言が生きていない。
・情報が少ない。風景描写でもっと作品に「色」を。
・地の文はうまくかけている。
こういった内容でした。やはり違うサークルとの合評は新鮮ですね。インフルエンザが脅威を奮っております。みなさん気をつけましょう。
【活動日】5/18(月)
【記録者】吉田
【時間】18:00~20:00
【場所】清心館545
【参加した人数】9人
【活動内容】立PENさんとの合同合評
ご無沙汰しております、吉田です。カナダから出戻ってきましたので、これからも以前と変わらぬご愛顧をお願いしたく存じます。では早速活動報告を!
今週+来週の月・火曜日は、立命PENクラブ(愛称・立PEN)さんとの合同合評会、ということにいつの間にかなっておりまして、参加人数が多いのはもちろんそのせいです。
合同合評会は初めてのことですので、まず自己紹介、それから、お互いの合評の形式を説明しました。
そのあと、立PENさんの作品、「原始の地球」の合評へ。
「原始の地球」V・クリッツァー
・映像がイメージしやすい
・言葉の繰り返しが詩みたい
・無機的な印象
・主人公の人物像が不明瞭
・タイムパラドックス等、時間の扱いがわかりにくい
・三点リーダの多用
・「意志」という単語
-ニーチェやショウペンハウエルを想起させるが、意味が希薄?
-作者は前向きな、前進するイメージで使用
・なぜ機雷を使ったのか?
作者さんは、SFではなく寓話を目指した、とのことですが、時間旅行という設定を使うにあたり、どの程度詳しく書くべきか、というのが話題に上りました。確かに、SFでのリアリティーと、寓話でのリアリティーでは、書き方が異なります。前者はどこまで細かく世界を設定をするか、後者は象徴が重要性を持つのではないかと勝手に思いますがどうでしょう。そのへんのバランス感覚は、星新一を読み直して養いたいなーと個人的に思います。カフカは、、、そのうち読みますごめんなさい。
しばらく合同合評会が続きますので、作品をいつにもましてじっくり読み込まねば!と思う今日この頃です。以上、吉田でした。
【記録者】吉田
【時間】18:00~20:00
【場所】清心館545
【参加した人数】9人
【活動内容】立PENさんとの合同合評
ご無沙汰しております、吉田です。カナダから出戻ってきましたので、これからも以前と変わらぬご愛顧をお願いしたく存じます。では早速活動報告を!
今週+来週の月・火曜日は、立命PENクラブ(愛称・立PEN)さんとの合同合評会、ということにいつの間にかなっておりまして、参加人数が多いのはもちろんそのせいです。
合同合評会は初めてのことですので、まず自己紹介、それから、お互いの合評の形式を説明しました。
そのあと、立PENさんの作品、「原始の地球」の合評へ。
「原始の地球」V・クリッツァー
・映像がイメージしやすい
・言葉の繰り返しが詩みたい
・無機的な印象
・主人公の人物像が不明瞭
・タイムパラドックス等、時間の扱いがわかりにくい
・三点リーダの多用
・「意志」という単語
-ニーチェやショウペンハウエルを想起させるが、意味が希薄?
-作者は前向きな、前進するイメージで使用
・なぜ機雷を使ったのか?
作者さんは、SFではなく寓話を目指した、とのことですが、時間旅行という設定を使うにあたり、どの程度詳しく書くべきか、というのが話題に上りました。確かに、SFでのリアリティーと、寓話でのリアリティーでは、書き方が異なります。前者はどこまで細かく世界を設定をするか、後者は象徴が重要性を持つのではないかと勝手に思いますがどうでしょう。そのへんのバランス感覚は、星新一を読み直して養いたいなーと個人的に思います。カフカは、、、そのうち読みますごめんなさい。
しばらく合同合評会が続きますので、作品をいつにもましてじっくり読み込まねば!と思う今日この頃です。以上、吉田でした。
活動日】5/11(月)
【記録者】林
【時間】18:00~20:00
【場所】図書館第6グループ閲覧室
【参加した人数】3人
すっかりわすれていました。すみません
「懐かしき田舎への林道」茂里安
・文体について
→二十代前後の主人公の独白としてはあまりにも老成している。
(筆者からは年老いた主人公の独白であるというあとがきも)
→普通の文体で書いてはいけない意味が感じられない。
→雰囲気小説になってしまってはいないか。
・内容について
→主人公の故郷に対する「懐かしさ」が弱すぎる気がする。
→単に都会が嫌いなだけで故郷に帰ろうというのは安直。
→弟と主人公の人間関係しか書かれていない
→リアリティーが欠如している
「故郷」S君
・内容について
→主人公の他者に対する態度に疑問を感じる。
→あまりにも他人の様子に飲まれすぎてはいないか?
→小説の筋として主張として真ん中にあるものが見えてこない。
→主人公の葛藤が見えてこない
→何をテーマとして(小説の軸として)押し出したいのかが分からない。
・その他
→最後の京都弁の件は不自然
だいたい以上のような内容でした。
僕がもたもたしていたせいですでに立ペンとの合同合評会が始まっています。
みなさんがんばっていきましょう!
【記録者】林
【時間】18:00~20:00
【場所】図書館第6グループ閲覧室
【参加した人数】3人
すっかりわすれていました。すみません
「懐かしき田舎への林道」茂里安
・文体について
→二十代前後の主人公の独白としてはあまりにも老成している。
(筆者からは年老いた主人公の独白であるというあとがきも)
→普通の文体で書いてはいけない意味が感じられない。
→雰囲気小説になってしまってはいないか。
・内容について
→主人公の故郷に対する「懐かしさ」が弱すぎる気がする。
→単に都会が嫌いなだけで故郷に帰ろうというのは安直。
→弟と主人公の人間関係しか書かれていない
→リアリティーが欠如している
「故郷」S君
・内容について
→主人公の他者に対する態度に疑問を感じる。
→あまりにも他人の様子に飲まれすぎてはいないか?
→小説の筋として主張として真ん中にあるものが見えてこない。
→主人公の葛藤が見えてこない
→何をテーマとして(小説の軸として)押し出したいのかが分からない。
・その他
→最後の京都弁の件は不自然
だいたい以上のような内容でした。
僕がもたもたしていたせいですでに立ペンとの合同合評会が始まっています。
みなさんがんばっていきましょう!
【活動日】5/8(金)
【記録者】曽我部
【時間】18:00~20:00
【場所】図書館第6グループ閲覧室
【参加した人数】6人
更新が遅くなりました。
ゴールデンウィーク明け最初の例会でした。
新入生の斎藤くんの『故郷』と茂里安『懐かしき田舎への林道』の合評をしました。
斎藤くん『故郷』
・随筆的、作文的。
・(よくも悪くも)人物が見え易く、作者の体験を書いているように見える。
・処女作ということだが、すらーっと文章が書けている。
・何をテーマとして押し出そうとしているのかが分かりにくい。
・京都弁が書かれている部分があるが、大阪弁では?
・小説は読み手がいるのだということをもう少し意識するといいと思う。
・京都に対する皮肉と捉えられる部分もある。
・主人公が人間的に書けている。
茂里安『懐かしき田舎への林道』
・文体「ですます」体の語り口調について
・人間性が見えない、過剰にかしこまっている、年齢相応でない。
・目的がわからない、誰に対しての語りなのか。
・あえて「ですます」を使うなら使うなりにもっと遊べる部分があるのではないか。
・土地の描写は多いが生活感がない。
・意味の強い言葉を多用した表現が多く、典型的なイメージに陥ってしまっている部分がある。
また、ある特定の土地を書く時に、どうしたらその土地「独特」を書くことができるのかについても話が盛り上がりました。
最近合評している「土地」をテーマにした会員の作品で多いのが、土地の描写はしているものの、地名をどこか別のところに入れ替えても違和感なく読めてしまいそうなもの、です。
とはいえ作品の主題が「土地」そのものでない場合に、その土地の独特性をさりげなく書くのは難しいかと思います。
方言を出す、特産物や名産品を出す等、方法はあります。作品の雰囲気や流れに合わせてそれらを上手く使えるようになりたいです。
今日は作品を出してくれた齋藤くんを合わせて2人、新入生が見学に来てくれていました。
すっかり2回生になった副会長が頑張って素敵にまとめてくれていました。ありがとう。
そろそろ新歓コンパもしたいですね。
【記録者】曽我部
【時間】18:00~20:00
【場所】図書館第6グループ閲覧室
【参加した人数】6人
更新が遅くなりました。
ゴールデンウィーク明け最初の例会でした。
新入生の斎藤くんの『故郷』と茂里安『懐かしき田舎への林道』の合評をしました。
斎藤くん『故郷』
・随筆的、作文的。
・(よくも悪くも)人物が見え易く、作者の体験を書いているように見える。
・処女作ということだが、すらーっと文章が書けている。
・何をテーマとして押し出そうとしているのかが分かりにくい。
・京都弁が書かれている部分があるが、大阪弁では?
・小説は読み手がいるのだということをもう少し意識するといいと思う。
・京都に対する皮肉と捉えられる部分もある。
・主人公が人間的に書けている。
茂里安『懐かしき田舎への林道』
・文体「ですます」体の語り口調について
・人間性が見えない、過剰にかしこまっている、年齢相応でない。
・目的がわからない、誰に対しての語りなのか。
・あえて「ですます」を使うなら使うなりにもっと遊べる部分があるのではないか。
・土地の描写は多いが生活感がない。
・意味の強い言葉を多用した表現が多く、典型的なイメージに陥ってしまっている部分がある。
また、ある特定の土地を書く時に、どうしたらその土地「独特」を書くことができるのかについても話が盛り上がりました。
最近合評している「土地」をテーマにした会員の作品で多いのが、土地の描写はしているものの、地名をどこか別のところに入れ替えても違和感なく読めてしまいそうなもの、です。
とはいえ作品の主題が「土地」そのものでない場合に、その土地の独特性をさりげなく書くのは難しいかと思います。
方言を出す、特産物や名産品を出す等、方法はあります。作品の雰囲気や流れに合わせてそれらを上手く使えるようになりたいです。
今日は作品を出してくれた齋藤くんを合わせて2人、新入生が見学に来てくれていました。
すっかり2回生になった副会長が頑張って素敵にまとめてくれていました。ありがとう。
そろそろ新歓コンパもしたいですね。