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毎回の活動を、当日参加した会員が交代で記録。
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 書こう書こうと心にはずっと思っていたのですよ。思っていたのにそんなこんなで一週間過ぎてしまって、もうどんなことやったかうろ覚え! でも前のいちよし君が遅かったから、次のあたしだって書けなかったんだもん……(と、ひとのせいにしてみる)。
 どーも活動報告が遅くなってすみません、高村です。
 ま、そんなテキトー具合がうちのサークルの好い所なんじゃありませんか(と、自分の怠惰をみんなそうみたいに言ってみる)。

【活動日】7月3日(たぶん)
【記録者】高村
【時間】6時から8時過ぎくらい
【場所】図書館グループ閲覧室
【参加人数】えーと8人くらい(多少の誤差あり)

 この日はいちよし君の原稿がぶっ飛んじゃって合評できなかったので(いちよしPCドンマイ!)はやし君が準備してくれたDVDを観て、映像の文章化、情景描写の練習をしました。
 この練習はいつも映像を2、3回観て、それぞれ原稿用紙1枚くらいの文章にし(このへんはかなり自由。視点を固定してもよし、映ってないこと書く創作もよし、中には情景描写じゃないものも出来上がる。笑)、全員で回し読みをして、それぞれの作品についてみんなで合評する、というスタイルになっています。
 この即興作品がけっこう面白い。上手くできるとただの練習じゃなく、短い短い小説になる。
 同じものを観ても、こんなに感じることは違うんだなぁと毎回しみじみ思います。

 ……一週間経ってるからDVDのタイトル忘れてしまいました。
 はやし君が間違って借りてきた謎のダンスDVDは忘れられません。


 ところで今日は「文―bun―」夏号の最終(ほんとに最終)〆切でした! 書き直してたらバラバラになっちゃって収拾つかなくなったので高村は提出できませんでした! そがべさんごめん★^^
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だいぶ更新が遅れてしまい、すいません。やろう、やろうとは思っていたのですが。

【活動日】六月二十九日
【記録者】いちよし
【時間】六時から七時
【場所】図書館第六グループ閲覧室
【参加人数】六人

小柳優斗さんの「魃(ばつ)」を合評しました。

・漢字で読みづらい。→登場人物が一人も読めず、作品に入り込めない。
・話の内容が面白い。→作者の特徴とも言える説教臭さがなかった。
・「ばつ」が回想した後に、何も変化が訪れない。
・名詞で物語を進めている感じがある。
・「ばつ」の身体的特徴を書いている部分があるが、肝心な性別が分からない。
・戦闘シーンの動きを想像しやすい。→ファンタジーはイメージをしながら読むもの?
・親と子の考え方の違いの部分を深く掘り下げるのもおもしろいかも。
・内容や漢字の読みづらさは、読む人を規定する。→果たしていいのか、悪いのか。

この作者さんの作品が出るといつも話題になるのが、「よみやすさ」についてです。びっしりとしていて行間がなかったり、漢字が難しかったり。
あと「ばつ」の特徴を細かく書いていても肝心な性別が分からないという意見が出ました。この物語では汚れで天に帰れなくなるのですが、そこにジェンダーについての問題が関わってくるかもしれません。その後に出てくる「女神」という一単語だけで女性それも神ということを説明しているのはどうか。前に出てくる「ばつ」の描写に意味はあるのか。

この作品は「山海経」という漢詩文?を訳したものだそうです。作品の内容には手を加えていないそうです。

これは書けといわれているので書きますが、夏休み増刊号の機関誌の締め切りまであと四十日となりました。超長編でも超短編でも、はたまた詩でも良いということらしいです!「ふっ、しょせん詩なんて」と斜に構えてるそこのあなた!これを機会に作ってみるというのもまた一興ではありませんか。新たな才能が光るやも。

さて初夏のさわやかな涼しさはどこへ行ってしまったのか、毎日三十度に迫る猛暑です。みなさんは夏休みに向け、計画を立てているでしょうか?僕は皆無です。あ、合宿楽しみです!
なんかここまで書いていて、うまくまとまらないなあと切に感じます。
肉を食して夏を乗り切れ!この夏の僕のキャッチコピーです。
メールでも会長より連絡があったと思いますが、今後の予定です。
7/3(金) 校閲(自己確認)〆切
7/9(木) 校閲(他者確認)、月イチ文庫原稿〆切
7/10~12 (編集作業)
7/13(月)~ 印刷作業
以上のようになっています。
ちなみに文夏休み増刊号の〆切は8/16(日)です。
今日はPCを持ち込んでリアルタイム更新だ! と意気込んでましたが、さっきまでネットにつながらず四苦八苦してました。どうでもいいですね。

【活動日】6/26(金)
【記録者】いくた真一
【時間】18:00~19:15
【場所】図書館第5グループ閲覧室
【参加した人数】7人

茂里安「ジャグリングボールは晴天に弾む(前)」の合評を行いました。

・説明しないのにキャラクターが立っている
・主人公がぼーっとしてるときの描写がうまい
・主人公はなんの仕事をしている人?
・風景の描写も多くてわかりやすい
・言葉の選び方が時々かたい
・ときどき流れに違和感がある(馴れなれしすぎる?)
・比喩表現が多いから文体を軽くしたほうがいい
・この土地は田舎か?都会か?
・注目されたいけど集団の大道芸人⇔集団でいるサラリーマンの対比
・文章のタイトルがいい
・グラスが割れる音は弾む音なのか?
・人物の特徴を入れることでイメージしやすくなっている
などの意見が出ました。

前後編ということで、さわり程度の作品でしたが、上手くなってるな、ということが伝わってきました。
後編も月曜日に出される予定ということで、期待されますね。
自分自身もそろそろ原稿を出さなければということで、頑張ろうと思わされる作品でした。

あと、〆切その他が決まりました。詳細はメーリングリストで流れてくると思います。多分。

以上です。
【活動日】6/19(金)
【記録者】林
【時間】18:00~19:30
【場所】図書館会議室(3)
【参加した人数】7人

水沢暮氏の『追悼』の合評を行いました。

・文章・文体について
 →全体的に読みやすい。しかし、読みやすいだけに序盤に物足りなさ
 →特に序盤はもっとおかずがあってもよかったのでは?
・内容について
 →一見関係ない話でもテーマと小説の構図が噛み合っている。
 →死んだ人間に対する〝嫉妬〟には疑
 →葬式の描写や主人公の高木に対する独白の部分に行き過ぎた感じがある。
 →「葬式」と「社会」をつなげることもできたのでは?
  →葬式をもっと大きく描くべきだった。
 →不道徳な状態から道徳的な結末に転換する姿勢がいい。
  →純粋に前向きな結末なのか?唐突であるといった意見も。
 →書き方が雑。もう少しボカして書く方法もあった。
 →見えるか、見えないかという問題についての不足が否めない。
・その他
 →洋子は章の致命的な発言に対してどう反応したのか。
 →洋子の性格と発言行動の不一致。
 →洋子が化粧をしていることに関する件はよかった。
 →〝〟←コレ(名前わかりませんでした><)は不要か?

 今回の合評は前回と比べて内容に関する議論が多かったように感じました。作者としては急いで書いた小説にも関わらず、読んで欲しいと感じていた部分を重点的に議論していただいてうれしい限りです。
 まだ再考の余地がある部分が多いと思うのでそれまでにもっと推敲を練りたいと思います。

 日曜日は花村萬月先生の講演会が花園大学であり、我らが会長をはじめ文創からもちょいちょい参加する人が見られました。僕はサインとか貰っちゃうなんてちょっとミーハーなことしちゃいました><
 結構厳しいお話も多かったですが、全体的にすごくためになりました。いやー、やっぱりプロは違うなと。やっぱり締切なんかでうろたえてるようじゃまだまだなんだと思います。小説を書いていたら熱中しちゃっていつの間にか徹夜してて、締切なんて守る気がなくても守っちゃうみたいな、そんな小説が湧き出てくるような書き手にならなければ先は遠いんだとしみじみ感じました。
 他にもいろいろ書きたいことはありますが僕が書いていいのかよく分んないのでこのくらいでやめておきます。調子に乗ってすみません。

 ではこのくらいで以上です。
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