毎回の活動を、当日参加した会員が交代で記録。
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活動日誌ではないですが、ここが一番見てくれると思ったので。
今まで校閲は高村がなんとな~くてきと~に笑やってましたが、次回から交換制とのことなので、気をつけてほしいポイントをまとめてみました。参考にしてください♪
・誤字脱字のチェック。
・段落の初めは一文字あける。
※ただし、「……」「――」については後述。
・「、」「。」のチェック
「、」は作者の意図を孕むので、基本的には加えなくて良い。「。」は抜けているところはきちんと加える。
・「……」「――」
「……」(三点リーダ)と「――」(ダッシュ)は二文字重ねる。
※段落の頭はふつう一文字あけるが、「……」「――」がきたらそれをしなくていい。
「・・・・・・」と「……」の違いに注意。中点ではなく三点リーダで。
・「」の中の終わりの「。」は統一
「」(会話文)の文末の「。」はつけてもつけなくてもいいが、(つけないのがメジャー?)それがどちらかに統一されているように。
・数字
縦書きは基本的には漢数字だが、作品の雰囲気もあるのでこれは作者に確認をとる。
・英語
縦書きにするか横書きにするか、明らかに混同している場合は作者に確認をとってどちらかに統一する。
だいたいこんな感じですが、手直しする時はひとつひとつ作者に確認をとって下さい。一対一ですから、そんなに手間にもならないと思います。
みなさん「、」ひとつにもこだわって作品書いてたりすると思うので、作者の意図を尊重した校閲を心がけるようよろしくお願いします。
なにか質問などあったら高村まで♪
今まで校閲は高村がなんとな~くてきと~に笑やってましたが、次回から交換制とのことなので、気をつけてほしいポイントをまとめてみました。参考にしてください♪
・誤字脱字のチェック。
・段落の初めは一文字あける。
※ただし、「……」「――」については後述。
・「、」「。」のチェック
「、」は作者の意図を孕むので、基本的には加えなくて良い。「。」は抜けているところはきちんと加える。
・「……」「――」
「……」(三点リーダ)と「――」(ダッシュ)は二文字重ねる。
※段落の頭はふつう一文字あけるが、「……」「――」がきたらそれをしなくていい。
「・・・・・・」と「……」の違いに注意。中点ではなく三点リーダで。
・「」の中の終わりの「。」は統一
「」(会話文)の文末の「。」はつけてもつけなくてもいいが、(つけないのがメジャー?)それがどちらかに統一されているように。
・数字
縦書きは基本的には漢数字だが、作品の雰囲気もあるのでこれは作者に確認をとる。
・英語
縦書きにするか横書きにするか、明らかに混同している場合は作者に確認をとってどちらかに統一する。
だいたいこんな感じですが、手直しする時はひとつひとつ作者に確認をとって下さい。一対一ですから、そんなに手間にもならないと思います。
みなさん「、」ひとつにもこだわって作品書いてたりすると思うので、作者の意図を尊重した校閲を心がけるようよろしくお願いします。
なにか質問などあったら高村まで♪
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【活動日】5/1(金)
【記録者】いくた真一
【時間】18:00~19:30
【場所】図書館第3グループ閲覧室
【参加した人数】5人
前回に引き続き、田島翔「帰去来(仮)」智東与志文「受験期のこと」田辺次郎「西国の火事」の三作品を合評しました。
「受験期のこと」
・小説の一場面として見ると悪くない作品だと思う
・札幌という町の情景はあまり浮かばない
・主人公がその町についてどう思っているのかを入れるといい?
・固有名詞を並べるのはどうか
・書き手のイメージを想起する点では固有名詞を入れるのはよい
・町の風景は、ストーリーと絡めなければ書きにくいかも
「西国の火事」
・主人公を弁護すべき点がないので、最後のテーマが浮いている
・虚構か実在の伝承かわかりにくいのが逆によい
・主人公視点にすればテーマを書けたと思う
「帰去来」
・事故の内容が農業にちなんだものだったのはよかった。
・主人公が生活の急変にもかかわらず無感動すぎるのでは
・息子は現代人の象徴 と見ることもできる?
・親父の最後の台詞はややテーマを説明している感じがするかも
・その後主人公がどうなったか のエピソードがほしいかも
などなど。
前回の合評と同じような意見も数多く出ました。
最近合評の人数が少なくて寂しいですが、作品はたくさん出ているようでよかったです。
この後テーマ小説「雨」など〆切が続きますが、皆さん体調に気をつけて頑張りましょう。
【記録者】いくた真一
【時間】18:00~19:30
【場所】図書館第3グループ閲覧室
【参加した人数】5人
前回に引き続き、田島翔「帰去来(仮)」智東与志文「受験期のこと」田辺次郎「西国の火事」の三作品を合評しました。
「受験期のこと」
・小説の一場面として見ると悪くない作品だと思う
・札幌という町の情景はあまり浮かばない
・主人公がその町についてどう思っているのかを入れるといい?
・固有名詞を並べるのはどうか
・書き手のイメージを想起する点では固有名詞を入れるのはよい
・町の風景は、ストーリーと絡めなければ書きにくいかも
「西国の火事」
・主人公を弁護すべき点がないので、最後のテーマが浮いている
・虚構か実在の伝承かわかりにくいのが逆によい
・主人公視点にすればテーマを書けたと思う
「帰去来」
・事故の内容が農業にちなんだものだったのはよかった。
・主人公が生活の急変にもかかわらず無感動すぎるのでは
・息子は現代人の象徴 と見ることもできる?
・親父の最後の台詞はややテーマを説明している感じがするかも
・その後主人公がどうなったか のエピソードがほしいかも
などなど。
前回の合評と同じような意見も数多く出ました。
最近合評の人数が少なくて寂しいですが、作品はたくさん出ているようでよかったです。
この後テーマ小説「雨」など〆切が続きますが、皆さん体調に気をつけて頑張りましょう。
【活動日】4月27日
【記録者】一由
【時間】六時から七時半
【場所】第六グループ閲覧室
【参加人数】4人
今回は田島さんの「帰去来(仮)」と田辺さんの「西国の火事」を合評しました。
「帰去来(仮)」について
・母が死んだという事実が「主人公の帰るところがない」と浮き彫りにしている。
・「墓穴」という語から、沢木耕太郎の「血の味」を連想した。→親殺しの話
・父の実家に連れてきたのは、子に新しい世界を与えるという意味にしてもいいのでは。
・作中最後で父が呻くセリフは暗に息子に対し、「お前に帰る場所はない」といっているようだ。→子のためでなく自分自身のために父は帰ってきた。
・しなの16号は上りでは。
・全体として読みやすい。
・生活臭がある。
・父親の描き方は、典型的なものでないだけ描きにくい。
「西国の火事」
・文章が長く、改行したほうが読みやすくなるのでは。
・「語り」の時間が分かりにくい。
・語り手の回想というより、神の視点。
・最後の文は、読者に考えることを強制している。→文学の虚構の部分が生かされない。
・蔵六は実在の人か?
・蔵六の感情的なところに物語の魅力がある。
・伝承か?
・萩の街の景色・生活感が見えてこない。
といった内容でした。
最近は暑くなったかと思えば、寒くなったりのよく分からない春模様が発揮されていますが、皆さん体調に気をつけましょう。(僕はばっちり風邪をひきました。)
【記録者】一由
【時間】六時から七時半
【場所】第六グループ閲覧室
【参加人数】4人
今回は田島さんの「帰去来(仮)」と田辺さんの「西国の火事」を合評しました。
「帰去来(仮)」について
・母が死んだという事実が「主人公の帰るところがない」と浮き彫りにしている。
・「墓穴」という語から、沢木耕太郎の「血の味」を連想した。→親殺しの話
・父の実家に連れてきたのは、子に新しい世界を与えるという意味にしてもいいのでは。
・作中最後で父が呻くセリフは暗に息子に対し、「お前に帰る場所はない」といっているようだ。→子のためでなく自分自身のために父は帰ってきた。
・しなの16号は上りでは。
・全体として読みやすい。
・生活臭がある。
・父親の描き方は、典型的なものでないだけ描きにくい。
「西国の火事」
・文章が長く、改行したほうが読みやすくなるのでは。
・「語り」の時間が分かりにくい。
・語り手の回想というより、神の視点。
・最後の文は、読者に考えることを強制している。→文学の虚構の部分が生かされない。
・蔵六は実在の人か?
・蔵六の感情的なところに物語の魅力がある。
・伝承か?
・萩の街の景色・生活感が見えてこない。
といった内容でした。
最近は暑くなったかと思えば、寒くなったりのよく分からない春模様が発揮されていますが、皆さん体調に気をつけましょう。(僕はばっちり風邪をひきました。)
【活動日】4月24日
【記録者】林
【時間】6時~8時
【場所】図書館第四グループ閲覧室
【参加人数】5人
今回は智東氏の「受験期のこと」の合評を行いました。
「土地」に関わって
・固有名詞を用いることで土地に関する描写を行っている
→土地らしさが表れているといえるのか?
→他の土地で入れ替えても違和感がなさそう
→生活感がしない
・羊という動物は土地の独自性が出ていていい
主人公の印象・会話について
・高校生にしては大人びている
・冗談でいうことじゃない会話がある
→不思議でこれはこれでいいという意見も
全体的に
・村上春樹っぽい
・文章が区切ってあって読みやすい
・何で予備校に行くことにしたの?
今回のテーマが「土地縛り(出身地、もしくは京都)」ということで、やはり土地に関わった意見が多く出ました。
やはり固有名詞(駅名等)は出したくなりますが、それだけでは土地の独自性を読者に伝えるのは難しいようです。
また、土地の「歩き方」についても話題に上がりました。今回の主人公は予備校をさぼる「暇つぶし」としてフラフラ街を歩くというスタンスでしたが、生活する人間でしか分からない歩き方や風景を描くことによって、小説に「生活臭」が出てくるのではないか、という話です。
テーマ小説「雨」もありますが皆さん頑張りましょう。
【記録者】林
【時間】6時~8時
【場所】図書館第四グループ閲覧室
【参加人数】5人
今回は智東氏の「受験期のこと」の合評を行いました。
「土地」に関わって
・固有名詞を用いることで土地に関する描写を行っている
→土地らしさが表れているといえるのか?
→他の土地で入れ替えても違和感がなさそう
→生活感がしない
・羊という動物は土地の独自性が出ていていい
主人公の印象・会話について
・高校生にしては大人びている
・冗談でいうことじゃない会話がある
→不思議でこれはこれでいいという意見も
全体的に
・村上春樹っぽい
・文章が区切ってあって読みやすい
・何で予備校に行くことにしたの?
今回のテーマが「土地縛り(出身地、もしくは京都)」ということで、やはり土地に関わった意見が多く出ました。
やはり固有名詞(駅名等)は出したくなりますが、それだけでは土地の独自性を読者に伝えるのは難しいようです。
また、土地の「歩き方」についても話題に上がりました。今回の主人公は予備校をさぼる「暇つぶし」としてフラフラ街を歩くというスタンスでしたが、生活する人間でしか分からない歩き方や風景を描くことによって、小説に「生活臭」が出てくるのではないか、という話です。
テーマ小説「雨」もありますが皆さん頑張りましょう。
【活動日】4月17日
【記録者】杉山
【時間】6時~約9時
【場所】図書館グループ閲覧室
【参加人数】8人
大変遅れてすいません。
この日はある映像の文章化の練習をしました
この練習は一年に一回か二回しかないということです
今回題材にした映像は
「Golden Geat Bridge」です
この映像はある人が橋から投身自殺をする人をおいかけるドキュメンタリーらしく、賛否両論の話題をよんだ作品です
今回文章化した場面はちょうど一人の中年の男が橋から身を投げるところでした
活動は映像を三回視聴して、その後二十分間でそれぞれが映像を文章にして読みあい評論しあう、というものでした
全部の作品が流れとして投身をした男に眼を向けるというものでした
しかし、投身自殺した男や橋などの描写がそれぞれ異なっていたことが新鮮に感じられました
また、高村さんは僕たちのためにわざわざ手本を示してくれ、田島先輩は語りの時間と物語の時間といった文章の形体を話してくれました
活動が終わった後一回生とご飯を食べに行きました
以上です